「ChemFoam:燃焼反応 CH4 ( 53 化学種, 325 反応 )」の版間の差分

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←左図はcontrolDictのwriteIntervalを0.01から0.1にして
上図はcontrolDictのwriteIntervalを0.01から0.1にして
出力させたグラフ(主な化学種を抜粋)。
出力させたグラフ(主な化学種を抜粋)。



2018年2月11日 (日) 09:14時点における版

Gri.png

基本情報
Solver chemFoam
Case gri (/tutorials/combustion/chemFoam/gri)
Version 2.1.1
Kerword 燃焼反応,CHEMKIN-II
変数 T [K], p[Pa]
定数
基礎方程式
コメント 燃焼反応モデルが正しく計算できるのか、確認するためのソルバと思われる。

燃焼反応モデルは、CHEMKIN2フォーマットが採用されており、 CHEMKIN2のインプットファイルであるchem.inpとtherm.datがそのままchemFoamのインプットとして使用されている。 Allrunで実行されるvalidationではCHEMKIN2の結果との比較がグラフとして出力される(左図)。

反応式 CH4 + 2O2 = CO2 + 2H2O

OpenFoamのソルバとしてはメッシュが無い、設定ファイルが違うなどかなり異色。 以下、気づいた点をあげます。

・メッシュはdefaultで1.0 [m3]の1セル扱いのようで、constantディレクトリにpolyMeshがない。blockMeshを実行する必要はありません。 ・初期条件はconstant/initialConditionsファイルが使用される(0ディレクトリ内にT、pが自動生成されます) ・controlDict内のdeltaTも使用されておらず、

 constant/chemistryPropertiesファイルのinitialChemicalTimeStepが使用されている

Gri001.png

上図はcontrolDictのwriteIntervalを0.01から0.1にして 出力させたグラフ(主な化学種を抜粋)。

ParaviewでSelet Cells Onでセルを選択(枠をピンク色の状態)した後、PlotSelectionOverTimeフィルタを実行すると、全化学種のグラフができます。 ただ、正直そのままでは化学種が多すぎて分からないので、csvファイル出力して表計算ソフトで編集するのがおすすめです。


実行コマンド chemFoam

/gri$ chemFoam
/gri$ ./validation/Allrun // validationグラフ作成


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