「OpenFOAM v2112のインストール」の版間の差分
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バージョンはv1912が一番古いバージョンになります。それ以前はWSL向けのパッケージを持ってきてインストールしてください。 | バージョンはv1912が一番古いバージョンになります。それ以前はWSL向けのパッケージを持ってきてインストールしてください。 | ||
=== OpenFOAMコマンドの実行について === | |||
OpenFOAMを実行する際は「openfoam2112」のようにインストールしたバージョンのコマンドが利用できるようになります。これらは/usr/bin/openfoam<バージョン番号>を実行していることになり、実行することで以前までのバージョンであったbashrcを読み込んだ状態のシェル環境と同様の状態になり、OpenFOAMコマンドが使えるようになります。 | OpenFOAMを実行する際は「openfoam2112」のようにインストールしたバージョンのコマンドが利用できるようになります。これらは/usr/bin/openfoam<バージョン番号>を実行していることになり、実行することで以前までのバージョンであったbashrcを読み込んだ状態のシェル環境と同様の状態になり、OpenFOAMコマンドが使えるようになります。 | ||
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[[ファイル:OFv2112 pic2.png]] | [[ファイル:OFv2112 pic2.png]] | ||
インストールディレクトリについて | === インストールディレクトリについて === | ||
インストールディレクトリは/usr/lib/openfoam/になります。tutorialsディレクトリもこちらに入っています。 | インストールディレクトリは/usr/lib/openfoam/になります。tutorialsディレクトリもこちらに入っています。 | ||
[[ファイル:OpenFOAMv2112 install pic3.png]] | [[ファイル:OpenFOAMv2112 install pic3.png]] | ||
=== M1 Mac == | === プロキシ下でのインストールについて === | ||
apt、wget、curlなど使用するコマンドにプロキシの設定が必要。プロキシの設定は所属のIT管理者と相談する。 | |||
=== WSLでUbnutu22.04を使っている場合 === | |||
インストール時にエラーが出ますが、OpenFOAMのインストール自体はできている模様。 | |||
バージョン選択のopenfoam-selector周りのパッケージのインストールで問題があるみたいだが、現時点で対策は不明。 | |||
== M1 Mac == | |||
M1 Macは手順がまとめられた資料があるのでそのとおりに実行する。 | |||
[https://www.researchgate.net/publication/357395955_OpenFOAM_installation_on_Mac OpenFOAM installation on Mac] | [https://www.researchgate.net/publication/357395955_OpenFOAM_installation_on_Mac OpenFOAM installation on Mac] | ||
== Intel Mac == | |||
Dockerを利用する。 | |||
https://develop.openfoam.com/Development/openfoam/-/wikis/precompiled/docker | |||
== Windows Mingw版 == | |||
並列計算にはMicrosoft MPIが必要です。[https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=100593 こちら]からダウンロードしてインストールしてください。 | |||
OpenFOAMを[https://sourceforge.net/projects/openfoam/files/v2112/OpenFOAM-v2112-windows-mingw.exe こちら]からダウンロードしてインストールしてください(リングさきに飛ぶとすぐにダウンロードが始まります)。 | |||
インストーラに従ってインストールするとデスクトップに∇アイコンのショートカットが作成されます。 | |||
cd /cとするとCドライブに移動できます。 | |||
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2022年9月17日 (土) 11:16時点における最新版
Ubuntu(もしくはWSL+Ubuntu)
公式の手順
(Ubnutu-v18.04、v20.04で確認)
次のコマンドを実行するとインストールできるようにスクリプトが用意されています。
二つありどちらかを実行します。
curl -s https://dl.openfoam.com/add-debian-repo.sh | sudo bash
wget -q -O - https://dl.openfoam.com/add-debian-repo.sh | sudo bash
そのあとで、インストールコマンドを実行すればインストールできます。
sudo apt-get install openfoam2112-default
certificateエラーが出た場合
次のcertificateのエラーが出た場合は追加で操作が必要になります。
Certificate verification failed: The certificate is NOT trusted. The certificate chain uses expired certificate. Could not handshake: Error in the certificate verification.
apt-getでca-certificatesをインストールすれば回避できます。
sudo apt-get install ca-certificates
sudo apt-get update
この後でOpenFOAMのインストールを試してください。
sudo apt-get install openfoam2112-default
アンインストール
sudo apt-get autoremove openfoam2112-default
インストールバージョンなどの選択について 上記の例では「openfoam2112-default」を指定してインストールしましたが、「openfoam2112」の後につけられた文字列の有り無しでインストールされるパッケージが変わります。
sudo apt-get install openfoam2112 # ランタイムだけ
sudo apt-get install openfoam2112-dev # ランタイム+コンパイルパッケージ
sudo apt-get install openfoam2112-default # ランタイム+コンパイルパッケージ+チュートリアルケース
古いバージョンのインストール
古いバージョンをインストールするときはバージョン番号を書き換えてください。
sudo apt-get install openfoam1912-default
バージョンはv1912が一番古いバージョンになります。それ以前はWSL向けのパッケージを持ってきてインストールしてください。
OpenFOAMコマンドの実行について
OpenFOAMを実行する際は「openfoam2112」のようにインストールしたバージョンのコマンドが利用できるようになります。これらは/usr/bin/openfoam<バージョン番号>を実行していることになり、実行することで以前までのバージョンであったbashrcを読み込んだ状態のシェル環境と同様の状態になり、OpenFOAMコマンドが使えるようになります。
また、このインストール方法では複数バージョンの共存が容易です。バージョンを切り替える際は「openfoam<バージョン番号>」を実行することで切り替えられます。
インストールディレクトリについて
インストールディレクトリは/usr/lib/openfoam/になります。tutorialsディレクトリもこちらに入っています。
プロキシ下でのインストールについて
apt、wget、curlなど使用するコマンドにプロキシの設定が必要。プロキシの設定は所属のIT管理者と相談する。
WSLでUbnutu22.04を使っている場合
インストール時にエラーが出ますが、OpenFOAMのインストール自体はできている模様。
バージョン選択のopenfoam-selector周りのパッケージのインストールで問題があるみたいだが、現時点で対策は不明。
M1 Mac
M1 Macは手順がまとめられた資料があるのでそのとおりに実行する。
Intel Mac
Dockerを利用する。
https://develop.openfoam.com/Development/openfoam/-/wikis/precompiled/docker
Windows Mingw版
並列計算にはMicrosoft MPIが必要です。こちらからダウンロードしてインストールしてください。
OpenFOAMをこちらからダウンロードしてインストールしてください(リングさきに飛ぶとすぐにダウンロードが始まります)。
インストーラに従ってインストールするとデスクトップに∇アイコンのショートカットが作成されます。
cd /cとするとCドライブに移動できます。
cd /c