OpenFOAM v2112のインストール

2022年9月15日 (木) 19:44時点におけるMmer547 (トーク | 投稿記録)による版

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UbuntuもしくはWSL

公式の手順

次のコマンドを実行するとインストールできるようにスクリプトが用意されています。

二つありどちらかを実行します。

curl -s https://dl.openfoam.com/add-debian-repo.sh | sudo bash

wget -q -O - https://dl.openfoam.com/add-debian-repo.sh | sudo bash

そのあとで、インストールコマンドを実行すればインストールできます。

sudo apt-get install openfoam2106-default

certificateエラーが出た場合

次のcertificateのエラーが出た場合は追加で操作が必要になります。

Certificate verification failed: The certificate is NOT trusted. The certificate chain uses expired certificate. Could not handshake: Error in the certificate verification.

apt-getでca-certificatesをインストールすれば回避できます。

sudo apt-get install ca-certificates sudo apt-get update

この後でOpenFOAMのインストールを試してください。

sudo apt-get install openfoam2112-default

アンインストール

sudo apt-get autoremove openfoam2112-default

インストールバージョンなどの選択について 上記の例では「openfoam2112-default」を指定してインストールしましたが、「openfoam2112」の後につけられた文字列の有り無しでインストールされるパッケージが変わります。

sudo apt-get install openfoam2112 # ランタイムだけ sudo apt-get install openfoam2112-dev # ランタイム+コンパイルパッケージ sudo apt-get install openfoam2112-default # ランタイム+コンパイルパッケージ+チュートリアルケース

古いバージョンをインストールするときはバージョン番号を書き換えてください。

sudo apt-get install openfoam1912-default

バージョンはv1912が一番古いバージョンになります。それ以前はWSL向けのパッケージを持ってきてインストールしてください。

OpenFOAMコマンドの実行について

OpenFOAMを実行する際は「openfoam2106」のようにインストールしたバージョンのコマンドが利用できるようになります。これらは/usr/bin/openfoam<バージョン番号>を実行していることになり、実行することで以前までのバージョンであったbashrcを読み込んだ状態のシェル環境と同様の状態になり、OpenFOAMコマンドが使えるようになります。

 

また、このインストール方法では複数バージョンの共存が容易です。バージョンを切り替える際は「openfoam<バージョン番号>」を実行することで切り替えられます。

 

インストールディレクトリについて インストールディレクトリは/usr/lib/openfoam/になります。tutorialsディレクトリもこちらに入っています。

 

M1 Mac

OpenFOAM installation on Mac