「OpenFOAM v2006 リリースノート」の版間の差分

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</syntaxhighlight>
</syntaxhighlight>


'''MPI-rebuilds の粒度とカプセル化の改善
'''


MPI のみのビルドセグメントを扱うための追加の Allwmake-mpi スクリプトが提供されています。関連するセクションでは、FOAM_MPI_LIBBIN ターゲットの場所 (通常は FOAM_LIBBIN/FOAM_MPI がデフォルト) を使用して、ツリー外ターゲットでのビルドを可能にしました。
例えば、トップレベルの Allwmake を使ってデフォルトの MPI 設定 (例: system openmpi) で OpenFOAM をビルドした後、異なる MPI で MPI レイヤーをリビルドすることができます。
任意の既知の型
<syntaxhighlight>
othermpi()
{
    export WM_MPLIB=OPENMPI
    export FOAM_MPI=openmpi-3.1.3
    export OPAL_PREFIX=$WM_THIRD_PARTY_DIR/platforms/$WM_ARCH$WM_COMPILER/$FOAM_MPI
    export MPI_ARCH_PATH="$OPAL_PREFIX"
}
</syntaxhighlight>
そして、これを使ってThirdPartyのptscotchを再構築してください。
<syntaxhighlight>
(
    othermpi
    $WM_THIRD_PARTY_DIR/makeSCOTCH
)
</syntaxhighlight>
を作成し、OpenFOAM の mpi 依存部分を再構築することができます。
例えば、既存の docker/signularity イメージを使って新しい MPI コンポーネントをリビルドする場合など、ソース外のインストール場所を提供することも可能です。
<syntaxhighlight>
for script in $(find src -name Allwmake-mpi)
do
(
    other_mpi
    export FOAM_MPI_LIBBIN="$HOME/tmp/install-prefix/lib/$FOAM_MPI"
)
done
</syntaxhighlight>


== 前処理 ==
== 前処理 ==

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